年末代表特別講演!12月関東支部定例会

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こんにちは! 寒風の中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

華やかなクリスマスイルミネーションで彩られる12月25日、東京・高田馬場で12月関東支部定例会が開催されました。今回は午後から代表特別講演が催されることもあって、会場は参加者のより一層熱いムードに包まれました。

目次

午前(10:0012:00) ST基礎実技(腹診・脈診)

坂井祐太正講師による腹診、脈診デモが行われました。

北辰会では「いつでも同じ姿勢で同一の脈診部位を得るため」に合掌式の脈診を採用しています。脈診デモでは、正確に脈を取るための患者の姿勢、術者の姿勢、指の当て方などの基本について丁寧に解説されました。

デモの後、参加者は初級班と中級班に分かれて各自で脈診を中心に体表観察を行います。

一通り自分の診立てを確立させて講師の先生にチェックをして頂きます。臨床現場では他の人の目線で指摘を受けることがないため、この確認の機会はとても貴重です。

私は脈診時に指の位置を正確に脈上に当てることが不得意なのですが、講師の先生に中指を橈骨茎状突起上に深めに当てて、少しずつ指先を突起に向けてずらしていく方法を教わりました。そうすることで中指、示指、薬指が橈骨動脈上にピタッと収まる感覚を得ることができました。

ちょっとしたコツを教わるだけで苦手だと思っていたこともできるようになるものだなあ、と感じました。

午後(13:00~14:00) :代表特別講演

午後は新風代表の特別講演からスタートしました。代表が関東にお越しになるのは7月以来ですが、最近ライブ配信上でお目にかかる機会が増えているため「久しぶり感」があまり感じられませんでした。ライブ配信によって距離感が近くなっているような気がします。

「2020年のコロナ禍以降の取り組みの中で、悪くない傾向の1つ」と代表もおっしゃっていました。

講演のテーマは「補寫論Ⅳ」。「捻転補瀉」についてのお話を伺いました。

内容は下記の通りです。

*捻転法・捻鍼法の多様性について

*捻転法・捻鍼法の臨床応用

・日本鍼灸古流派にみる箴言の紹介

北辰会では捻転・捻鍼法は用いず、撓入鍼法(とうにゅうしんぽう)で切皮・刺入・補瀉を行いますが、手指の力・技術力を作る基本的技術ということで「硬物通し」、「浮物通し」の修練を通じて出来るようになっておくことが提唱されています。

かつて北辰会の夏季・冬季研修会に参加した時、私は「硬物通し」は「手指の訓練のために行われるもの」程度の認識でした。

流派によって捻転の方向による補寫の違いがあり、様々な学説を伺ううちに「捻転」が人体にどう作用していくのか?ということについて関心が高まってきました。

また、日本鍼灸古流派にみる箴言の紹介を聞いているうちに、1つの説を鵜呑みにすることなく様々な考えを謙虚に学び、それを大胆に臨床に生かしていくという姿勢の大事さを感じました。

講演後は会場から患者を募って、新風代表によるデモ治療が行われました。

「捻転・捻鍼法」は行われなかったものの、いつも通りの切皮・刺入・補瀉が自然と「捻り」と繋がっている様子が伺われました。

午後(14:30~16:30) :EX 応用実技(腹部打鍼術+脈診)

初級班・中級班に分かれての応用実技練習が行われました。初級班は「打鍼が全くの初心者」と「研修会などで打鍼の講習を受けたことがあるが臨床では使ったことがない人」の2つに班分されるため、未経験者でもレベルに合ったキメの細かい指導を受けることができます。

実技では2人ペアで一人がモデルになり、問診と体表観察を行い、治療方針を決めた上で講師の先生にその診立てを確認していただき、腹部打鍼実技練習を行っていきます。

モデルとなった方の中には重病の病歴がある方や、刺激に対して敏感な方もいらっしゃいますので練習であっても自ずと身が引き締まります。

打鍼は鍼に対する感受性が鋭い方や、正気が著しく弱った方にも受けていただけます。打鍼をマスターしておくと幅広い方に鍼を受けていただけるなあ、と実技指導を受けてより強く感じました。


(衛気を感じながら腹部に手を近づけて診察する)


(散ずる鍼)

忘年会

2022年度の忘年会が会場近くの居酒屋で行われました。

講師、スタッフ会員が中心のアットホームな雰囲気で、新風代表の挨拶、元支部長の三上孝先生の乾杯のご発声の後、お酒を酌み交わしながら和やかに交友を深め合いました。

コロナ禍で開業された先生の経験談、新しく会員になられた先生の意外な前職、新年度から准講師としての活躍を予定されている先生の意気込みなどなど…。ある程度アルコールが進まないと話題に登ってこないお話が聞けて、とても興味深く勉強になりました。

今年度の北辰会も残すところ2回となりました。

新年以降もどうぞよろしくお願いいたします!

1月の定例会のお知らせ

本部:

1月8日(日) 大阪社会福祉会館

(事前予約1月4日まで)

関東支部:

1月29日(日) AP西新宿

(事前予約1月23日まで)

午前(10時~):基礎実技(腹診・脈診)

午後(13時半~):応用実技(総合判断能力・腹部打鍼術+脈診)

※開始時間が10時~になっていますので、ご注意ください。

※午後参加の皆さまは、打鍼用木槌と打鍼をご持参ください。

お持ちでない方は「株式会社 いっしん」(https://isshin.asia/needle)よりお求め頂ける下記の物をお勧めいたします。

  • 打鍼用槌:桜 or カリン or ホワイトアッシュ黒檀
  • 打鍼:細ステンレス製(ø6×70mm)

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