
本会員
2019年入会
山國秀晃
会員インタビュー
Q.北辰会に入会する前、どんな悩みや課題がありましたか?
学生時代を含め、約10年間経絡治療学会に所属していました。勉強や臨床を重ねる中で、「なぜこの鍼が効くのか」「もっと少ない鍼数でシャープに効かせられないのか」といった疑問や、治療者によって異なる「証」の捉え方に対して自分の中で整理がつかなくなり、治療の再現性にも悩み、方向性を見失いかけていました。
Q.入会を決めた理由は何でしたか?
北辰会で学んでいた先輩から話を聞いたのがきっかけです。それまで他流派の考えに触れる機会がほとんどなく、大きな衝撃を受けました。特に、少ない鍼数で治療することで何に対して治療しているのかが明確になるという考えや、一本の鍼で治療を行う点に魅力を感じ、入会して学びたいと思いました。
Q.実際に学んでみて「他と違う」と感じた点はどこですか?
それまで脈診を中心に治療を行っていましたが、北辰会では脈診はあくまで診断の一要素であり、他の診察所見と合わせて多面的に観察することを重視している点が印象的でした。患者さんの身体で今何が起きているのかを様々な角度から捉えることで、より根拠を持って治療を行えるようになったと感じています。

Q.臨床の考え方や患者の診方は、どのように変わりましたか?
特に患者さんへの触れ方や問診の視点が大きく変わりました。自分が思っていた以上に繊細なフェザータッチで経穴の反応を確認していることに驚きましたし、証の根拠を明確にするための問診を意識して行うようになりました。診察の精度そのものが変わったと感じています。
Q.独立開業や働き方に、どのような影響がありましたか?
北辰会に入会したのは開業2年目の頃でした。元々通ってくださっていた患者さんは、急に鍼数が減ったことに戸惑われたと思います。しかし、丁寧な説明と治療効果を実感していただくことで理解が進み、2床だった治療院から5床の治療院へ移転することができました。その結果、一度に診られる患者数も増えました。


入会をお考えの方へ
まだまだ学ぶことは多いですが、定例会で学ぶうちに患者さんに触れた際に得られる情報や身体の感じ方が変わり、臨床に大いに活きています。迷っている方は、まずは聴講制度を利用して参加されることをおすすめします。

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